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福岡介護福祉専門学校
副校長

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先生が“介護”を志そうと思ったきっかけは?

もともとは、体を動かす仕事をしたいという単純な動機からです。その当時、介護が報道等でも注目され始め、これなら体を動かすし、人のためにもなる。そんなことがきっかけでした。

先生は“福介”の卒業生ですね。
学生時代の思い出をぜひお聞かせください。

一言でいうと「熱い」学生でしたね。介護のことを同級生と熱く語り合っていたことを思い出します。内容は、実習での出来事、授業での先生が言った一言やグループワークのこと。今考えれば、青臭い感じもしますが、介護の志はやはりこの福介で培われたものです。今の学生も熱く語っていますね。校風であり、伝統なのでしょう。

介護の現場ではどのような仕事内容でしたか?

就職して初めての職場はデイケア(日帰り介護)でした。
新人ながら立てた目標は、このデイサービスが嫌だから辞めたいという利用者を、一人として出さないということでした。そのために、前日には、利用者一人ひとりの顔を思い浮かべ、遅くまで残ってレクリエーションの準備をしたものです。毎日が刺激的でとても楽しかったですね。
でも頑張りすぎたせいか、その年のクリスマスのころ過労で入院してしまいました(笑)。やりすぎはだめですね。しかし、楽しく頑張っていたあの頃の自分が、今の自分を支えていると思います。
認知症の利用者との茶会を企画したこともありました。周囲からは、「認知症の方はじっとしていないから無理だよ」と言われましたが、利用者のみなさんには、作法通りに約1時間の茶会を楽しんでいただくことができ、みなさんの大いなる力に気づかされた貴重な体験でした。無茶と言われた企画を応援していただいた施設のみなさんにも大変感謝しています。
介護福祉士は利用者によって育つ。まさに私の先生は出会った利用者のみなさんです。教壇に立つとき、私は私の先生であった利用者の顔をよく思い出します。その利用者の心の声を借りて、学生に語りかけています。

福介での指導のポリシーは?
また学生にどうあってほしいですか?

「心で感じる」それがポリシーです。頭で覚えたものは、実践の時あまり思い出さない、ですが心で感じたものは、体の中に溶けて、細胞となって体に住み着くものだと思います。
そして感じたことが、学生の言葉や体で表現され利用者に届くとき、さらにその利用者の表情や言葉から、学生が介護のやりがいを感じたとき。それが私たちの授業が本当に生きた時だと思います。
卒業する時ではなく、学生が利用者とかかわっている未来を想像しながら日々言葉を紡いでいます。介護現場に就職して、うれしいとき、苦しいとき、泣いたとき、感動した時、私たちの言葉をふっと思い出してくれたら最高ですね。

福介ならではの魅力を教えてください。

この学校は、アットホームな学校です。家族のように関わり、兄弟のように共に学ぶ。介護はまさに支えあいの営みですが、学校生活もまさに支え合いです。そんな支え合いの中から、同窓生の絆が生まれます。
でも、この学校の良さが本当にわかるのは、卒業してからかも知れません。家というのは、遠くにいて想い、帰りたくなるものですよね。2年間の学生生活の中で、この学校は我が家になります。就職して悩んだ時、嬉しいことがあり誰かに伝えたい時、近くを通りかかった時、ちょっと寄りたくなる母校という家です。実際「卒業生がまた遊びに来ていますね。」とからかい半分で言っていた学生が、何年後かには卒業生として遊びに来ていたりする、その繰り返しです(笑)。
施設の人がよく言います。「福岡介護福祉専門学校の卒業生は辞めないですね。」支え合えるから頑張れる。その仲間という財産を作れることが、この学校の魅力です。写真には映らない、でも確かにある温かさ。それが福介ではないでしょうか。

介護の本質とは、ズバリ何でしょうか。

その人らしさを支える。それが介護です。障がいを持つこと、高齢で孤独になることが不幸なのではなく、そのことにより自分らしさを失うことが不幸なのです。
自分らしく生きるための心の杖になること。それが介護の本質だと思います。

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02

在校生/1学年
私立博多高校 <古賀市>出身

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内田さんが“介護”を志そうと
思ったきっかけは?

私が中学生の頃、祖父の介護のために、ヘルパーの方にお世話になったんですが、とても優しく、丁寧な介護をされていました。その姿はとても強く印象に残っています。
いつも笑顔で働くヘルパーの方の姿を見て、私も人の役に立つ、人の気持ちが分かる介護福祉士を目指そうと思ったんです。

福介に入学して、
その思いに変化はありましたか?

入学して間もなくの6月に開催された「ニューカレピック」では、私も一歩成長できたかなと思います。
それは県のレクリエーション協会が主催する行事で、参加各校が企画出展をするものですが、このイベントに実行委員長として参画させてもらいました。
しかし準備期間1カ月の中で、タイムテーブルの作成、他校の実行委員との連絡、集まれる時間も限られてる。焦りや緊張の連続でしたが、ほんとに良い体験になりましたね。
本番では実行委員がバタバタしてしまって、多少問題もありましたが、おかげさまで協会の先生方にも好評で、私自身も仲間の大切さ、支えてもらう大切さを学ぶことができました。

入学してすぐに溶け込めましたか?

もちろん入学当初は、不安や新しい環境への戸惑いはありました。でも入学してすぐの歓迎会や、桜満開の愛宕神社の散策などイベントがいっぱいあって、すぐに打ち解けることができましたね。先輩達も気軽に話しかけてくれるし、先生方もとても話しやすい。
学生の年齢もバラバラですが、その分バラエティに富んだ話しや経験談を聞いたり語り合うことができ、みんな仲良く有意義に過ごしています。

これから、どんな介護福祉士を目指しますか?

なにより、人の気持ちを理解できるようになりたい。利用者だけでなく、職員からも評価していただけるような施設長を目指して頑張ります。

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03

担当:医療関連
[職種・資格]職看護師、保健師

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先生が介護分野を志したのは
どんなきっかけですか?

私は医療職ですが、仕事柄どうしても治療や指導に偏りがちになります。本来それだけではいけないはずですが、目の前の患者さんの状態、病気に目が行きます。その点“介護”は、その人の人生に寄り添い、生活を支えることが中心となるので、やりがいのある素晴らしい仕事だと思います。
この学校に来て、学生達が2年間の学校生活で、びっくりするくらいいろいろなことを学び成長する姿を見て、本当に感動しました。

現場ではどのような仕事内容だったのですか?

老人保健施設で看護師をしていました。でも介護とか看護とか関係なく、仕事仲間にも恵まれて、毎日楽しく働いていましたよ。
あれからもう15年以上が経って、その時の仲間は職場も別々ですが、今でも集まって食事会をしたりします。

福介での先生の指導方針、学生に望むことは?

何事においても「気がつく」人になってほしいです。
専門職としてのプライドをしっかり持って、他の職種の人とも対等に渡り合えるように、知識と技術を確実に身につけて現場に出てほしいです。

福介ならではの魅力とは、
どんなところでしょうか?

とにかく濃い人間関係が作れる場所です。もしかしたらそれが苦手と思う人もいるかもしれませんが、“介護”は人と関わる仕事なので、ぜひここで、いろいろな人間関係を経験してほしいですね。私はともかく(笑)、他の先生方は素晴らしい方達ばかりなので、介護の素晴らしさが学べると思います。

介護の本質とは、ズバリ何でしょうか?

その人の人生に関わって、より豊かなものにする。それは実にやりがいのある仕事と思いますよ。

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福岡介護福祉専門学校の先生や卒業生・在校生が、介護の現場から、その魅力や現状をリアルに伝えるメッセージです。

カイゴのむこう側

小笠原 靖治

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2013/03/06

小笠原 靖治

福岡介護福祉専門学校
副校長

内田 将俊

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2013/03/06

内田 将俊

在校生/1学年
私立博多高校 <古賀市>出身

谷 智泉

03

2013/03/06

谷 智泉

担当:医療関連
[職種・資格]職看護師、保健師